スポンサーリンク

扉は開けっぱなし、電気はつけっぱなし、物は片付けられない【発達障害の夫との生活】

スポンサーリンク

扉は開けっぱなし、電気はつけっぱなし…その日常

夫はADHDの特性から、一度開けた扉は閉めず、使った電気やエアコンも消しません。物を使った後片付けも苦手で、家中どこにいても無意識に「開けっぱなし」「つけっぱなし」「出しっぱなし」となりがちです。このような「だらしなさ」は、本人にとっては悪意のない行動ですが、毎日一緒に暮らす側にとっては小さな負担が積もり積もって大きなストレスとなります。​

例えば、どれほど節約や丁寧な暮らしを心がけていても、お願いしても習慣化されないため、電気代や無駄な家事が増えます。片付けても片付けても部屋が散らかり、溜息が漏れる日々。


理屈ではわかっていても、感情がついてこない

発達障害の症状だと何度理解しようとしても、「なぜできないのか」「なぜ約束を守ってくれないのか」と苛立ちが抑えられなくなります。時にこちらが頑張れば頑張るほど、虚しさが募ります。努力が踏みにじられているように感じたり、パートナーから感謝の言葉や気づきが一切ないことで孤独感が深まっていきます。​

何度もお願いした後で「また忘れてる」「また同じこと繰り返してる」と自己嫌悪や怒りに揺れる毎日。すると自分の方が精神的に追い詰められ、カサンドラ症候群の典型的な症状(イライラ、不眠、体調不良、孤立感、喪失感)が表れてきます。​


感謝も気づきもない夫との生活

特に辛いのは、夫が自分がフォローしてもらっていることに気づかない、感謝しないといった冷淡さです。共感や気遣いがないまま、一方的な会話が続くと、理解されない孤独感はますます深刻になります。「頑張るのはいつも自分だけ」「なぜ自分だけが犠牲にならないといけないのか」という想いが心を支配し、自信や自己肯定感も失われがちです。​


どうしても看過できない課題

「発達障害の特性だから」と頭で納得しても、看過できない現実問題は増えていく一方です。生活が雑になり、ルールやマナーが守られない。家庭の秩序や安全、経済面でも不安が募ります。「もう限界」と感じる瞬間が何度も訪れます。​

しかし、辛さを一人で抱え込まないでください。「自分が我慢すればうまくいく」という思考は、心身の不調を招く原因にもなります。共感できる人や専門家、同じ悩みを持つコミュニティに相談することが重要です。​


共生生活へのヒント~実践的アドバイス

以下のヒントを参考に、ストレスを少しでも軽減できる方法を見つけてみましょう。​

  • 一人で抱え込まず、信頼できる友人や専門家に話す時間をつくること。​
  • 夫婦でも適度な距離や自分だけの空間を確保する。
  • 生活ルールを細かく設定し、なるべく視覚的に分かりやすい形にする。張り紙を活用する、消し忘れチェックリストを作る等。​
  • 夫に期待しすぎず、「自分がどうしたいか」「自分の軸」を大切にする。​
  • 自分の状態を時折見つめ直し、無理をしない。「限界」を感じた時点で休養する勇気を持つ。​

カサンドラ症候群の具体的な症状

カサンドラ症候群とは、パートナー(特にASDやADHD傾向のある人)とのコミュニケーション不全から生じる、強い孤独感・ストレス・心身の不調です。夫婦や恋人として一緒にいるのに共感や感情のやりとりができず、「ひとりぼっち」のように感じてしまうのが特徴です。​

主な症状は以下の通りです。

  • 疲労感や無気力、自己否定感の増大。
  • 体調不良や不眠、頭痛、肩こりなど慢性的な身体症状。
  • コミュニケーションの断絶による怒り・悲しみ・虚無感が続く。
  • 周囲に悩みを共感してもらえず、ますます孤立を深める。​

日常に潜むカサンドラの苦悩~体験談より

たとえば「話をしても返事が素っ気ない」「家事や子育ての分担を相談しても伝わらない」「気持ちを伝えても“気にしすぎ”と一蹴」など、多くの体験談で「一緒にいるのに孤独」を感じる例があることがわかります。​

ある体験者は、「自分ばかり我慢して気を使い、夫は“ロボットのように”無反応。体調不良を伝えても、心配やいたわりの言葉をかけてもらえず、何年も相談できずに苦しみ続けた」と語っています。また別の体験者は、夫から共感や感謝を一切示されず、家庭内での精神的な消耗が限界に達して別居や離婚を考えたことを明かしています。​


対処のためにできること~自分を守る工夫

カサンドラ症候群の渦中では「自分ばかりが頑張る」状態になりがちですが、まずは自分自身のケアに意識を向けることが不可欠です。​

セルフケア・休息

  • 定期的に自分の時間を確保し、心身のリフレッシュを図る。
  • 呼吸法や軽い運動、趣味の時間を大切にする。
  • 「もう頑張れない」と感じる前にSOSを出す。

コミュニティや相談機関の活用

  • 悩みを打ち明けられる家族や友人、または同じ悩みを持つ自助グループに参加する。​
  • 専門のカウンセラーや心理士に相談し、客観的な意見をもらう。
  • SNSやブログ、オンラインサロンなど、気軽に交流できる場を見つける。

パートナーとの対話や歩み寄りへの工夫

コミュニケーションがうまくいかない相手に変化を期待しすぎると、かえって疲弊してしまいます。大切なのは「違い」を受け入れながら、自分がどう生きたいかを軸にすることです。​

  • 伝えたいことは具体的に、短くシンプルに伝える。
  • 気持ちを100%分かってもらうことを最初から期待しすぎない。
  • 欲しいサポートや行動は、明確に(時には紙に書いて)お願いする。
  • 必要に応じて、家庭外のサポートやサービスも積極的に活用する。

まとめ~「違い」を尊重し、自分らしく生きる

体験談や専門家の声にもあるように、「パートナーとの違いを理解し、まるごと尊重すること」が長い目で見て心の健康を保つポイントとなります。また、カサンドラ症候群を一人で抱え込まず、第三者やコミュニティを頼ることで、辛さを少しでも分かち合い、自分自身を守りながら暮らしの質を取り戻せます。​

「完璧な夫婦」「理想の家族」像に縛られず、「一緒にいる理由」や「自分にとって大事なこと」に目を向けて、少しでも軽やかに日々を過ごしていきましょう。​


カサンドラ症候群で悩む方が、一人でも多く自分を大切にし、穏やかな日々を取り戻せることを心から願っています。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました